重たいものをもつとき、(片手ではなく)できれば両手で持っていただきたいです。
10kg超えるようなものは、両手でもたなければ仕方ないので、逆に大丈夫です。注意が必要なのは、3~4kgとか、がんばったら少しの間なら持てそうな重量のもの。
その理由は、ちょっとの間だからと片手で行くと、思った以上に負担がかかって、関節やスジをいためることがあるからです。しばらく治らないからつらいですよね。
我々の厨房でいうなら、「スタックしたボウル」などがそれに当たり、写真の量で5.4kgでした。
平べったくて長いものなど、重量物は片手で持とうとするとうまく持てなくて、余計に力が必要な場合も多いです。
できるだけ両手で持つようにして、これからも長く使うカラダを、どうぞいたわってあげてください。
この話は例としてあまり関係ないかも知れませんが、メジャーリーグで活躍するかのイチローさんもあるインタビューでこうおっしゃっていました。
「最初のころは筋肉きたえたくなってオフにトレーニングするけれども、筋肉はついても関節や腱は持って生まれた以上には鍛えられないから、全体のバランスが崩れてバットの振りはかえって遅くなってしまう。筋肉つけすぎないで、自分の自然なカラダを活かしたほうが、バッティングは早くなるんだ」と。
…、すいません、全然関係なかったですね。店主矢野
重たいものを持つ
2025年3月22日
